アパレル面接はどんな服装が好印象?面接官が見ているポイントと服装のNGを解説!

面接の服装についてお悩みの方も多いのではないでしょうか?特にアパレル販売は服を販売する職業のため、十分に注意を払ってコーディネートをしたいところです。 では、面接官は服装のどのようなところをチェックしているのでしょうか?今回は、面接官が見ているポイントの他、NGな服装、コーディネートで注意すべきポイントなどについて詳しくご紹介します。
■私服?スーツ?アパレルの面接の服装はどうすればいい?
アパレル業界の面接では、応募者の好みやセンスなどチェックするために、私服での参加を求められることが多いです。「スーツで参加すること」などの指定がある場合を除き、私服を選ぶとよいでしょう。なお、服装に関する説明がない場合は、採用の担当窓口に問い合わせて確認しておきましょう。
■アパレルの面接官が服装で見ているポイント
アパレルの面接官は、応募者の服装のどのような部分をチェックしているのでしょうか?
一般的なポイントをご紹介します。
清潔感・季節感
服装でもっとも重要なのは清潔感です。ショップの店頭に立つことを想定して、できるだけ清潔感のある服装を心がけましょう。応募するブランドのイメージにもよりますが、ダメージ加工が施されたデザインや体形に合わない印象の服は選ばない方が無難です。シワや汚れがないかもしっかり確認しましょう。また、夏は清涼感のある生地やカラー、冬は温かみのある生地やカラーなど、季節感を意識したコーディネートを意識してみてください。
TPOを踏まえたコーディネートになっているか?
応募するブランドイメージにもよりますが、露出が多すぎる、または過剰に装飾が施されたデザインは控えるとよいでしょう。面接はビジネスシーンのひとつなので、カジュアルになりすぎないように注意する必要があります。
ブランドイメージに合ったセレクト・コーディネートか?
どれだけオシャレな服装であっても、応募するブランドイメージとの乖離があると、面接時に良い印象が残らなくなってしまいます。応募するブランドやショップの世界観や雰囲気を踏まえて服をセレクトし、コーディネートしましょう。
ファッションセンスがあるか?
面接では、「生地・カラー・デザインの統一感があるか?」「違和感のないシルエットになっているか?」など、ファッションセンスもチェックされます。「コーディネートは基本自己流」という方も、コーディネートの基礎知識は持っておいた方がよいでしょう。
コーディネートのポイントを解説できるか?
アパレル店員の場合、デザインや生地の魅力、コーディネートの方法などを顧客に説明する接客業務があります。面接では、このような接客スキルの確認を目的に、コーディネートの解説を求められることもあります。最低限、自身のコーディネートのポイントを説明できるようにしておきましょう。
■面接前に知っておきたいアパレルの面接でNGな服装は?
ここでは、アパレル面接のNGな服装についてご紹介します。
リクルートスーツ
リクルートスーツでは、応募者のファッションセンスの有無を確認することができません。「ファッションに自信がないのかな……?」といった印象を与える恐れもあるので、選ばないほうがよいでしょう。
露出過多・カジュアルすぎる服装
アパレルといっても、面接はビジネスシーンのひとつであり、TPOを踏まえたコーディネートが求められます。そのため、露出過多な服装、または短パンにビーチサンダルなどのカジュアルすぎる服装は選ばないようにしましょう。
コーディネートに競合ブランドが入っている
競合ブランド・ショップのアイテムがコーディネートに含まれていると、面接官に良くない印象を与えかねません。「注意力や気配りをする力が足りないのかも……」といった評価につながる可能性があるので、服をセレクトする際に注意しましょう。
■アパレル面接の服装以外で注意すべきポイント
最後に、服装以外で注意すべきポイントについてご紹介します。
靴・鞄・アクセサリー
靴・鞄・アクセサリーなどもコーディネートに含まれる大切な要素です。面接官に良い印象を持ってもらえるように、「清潔感や季節感・TPO・ブランドイメージ」などのポイントを意識してセレクトしましょう。
髪型・メイク・ネイル
髪型・メイク・ネイルといった要素も、応募するブランドのイメージを踏まえて整える必要があります。例えば、シンプルで清楚なイメージのブランドに対して、豪華な印象を与えるような髪型・メイク・ネイルを選ぶのは好ましくありません。応募先のブランドの世界観を意識して整えるようにしましょう。できれば応募するブランド・ショップのHPや店舗をチェックし、スタッフがどのような髪型・メイク・ネイルをしているか確認してみてください。なお、匂いが強すぎる香水もNGです。
質問への答え方
面接では、質問への受け答えを通して以下のようなポイントをチェックします。
コミュニケーションスキル
お客様と表現豊かなコミュニケーションが行えるか
柔軟性・適応力
さまざまな変化に柔軟に対応しながら業務が行えるか
チームワークスキル
スタッフと協力して業務を行える協調性があるか
コミュニケーション・柔軟性・協調性などをアピールできるエピソードがあれば、説得力をより高めることができるので準備しておくとよいでしょう。なお、質問に対する答え方は以下の記事でも細かく解説しています。「ちゃんと話ができるか不安……」という方は、ぜひ確認してみてください。
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笑顔や姿勢
ここまで、服装やコミュニケーションなどの要素をご紹介しましたが、アパレル面接でもっとも重要なのは「笑顔」です。お客様に気持ちよく買い物をしてもらうための大切な要素なので、表情が暗くならないよう、できるだけ「笑顔」を意識して受け答えをしましょう。
また、笑顔と合わせて姿勢も大切な要素です。背筋がピンと伸びているだけでも姿勢がよく、誠実な印象を与えることができます。面接中は、猫背にならないように姿勢を正すことを意識しましょう。
■まとめ
アパレル面接では、「清潔感や季節感・TPO・ブランドイメージ」などのポイントを踏まえて、自身のファッションセンスをアピールすることが大切です。「どんな服装にすればよいかわからない……」という方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考に面接時の服装を考えてみてください。