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履歴書と職務経歴書の違いとは?それぞれの書き方や作成のコツを解説

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就職・転職活動において、履歴書と併せて職務経歴書の提出が求められることが一般的です。 履歴書と職務経歴書にはどのような違いがあり、それぞれ何を書けば良いのでしょうか? 本記事では、履歴書と職務経歴書の役割の違いや、それぞれの書き方・注意点などを解説します。 違いを正しく理解して、スムーズに活動をはじめましょう!

履歴書と職務経歴書の違い

履歴書・職務経歴書を作成する際、履歴書の職歴欄にはどのようなことを書けばよいのでしょうか。
職務経歴書と同じことを書いた、という方もいらっしゃるかもしれません。
そもそも、履歴書と職務経歴書とでは、役割も目的も異なります。

履歴書は、氏名や連絡先、年齢、学歴や職歴などのプロフィールを確認する書類です。
多くの場合、個人の基本情報として採用後も保管されます。
履歴書は、ほとんどの項目が定型化されているため、項目に沿って正しく記載する必要があります。
また、履歴書の基本プロフィールによって第一印象が決まることもあるので、志望動機や自己PRといった任意項目欄で人柄や意欲をしっかりとアピールしておくと良いでしょう。

一方、職務経歴書は、これまでの業務経験とスキルをまとめた書類です。
応募先企業は、職務経歴書の内容から、応募者のキャリアや入社後活かせるスキルなどを判断します。
職務経歴書は、一般的なフォーマットはあるものの、履歴書のように定型化されていないため自由に記入できるのが特徴のひとつ。
ご自身のキャリアやスキルをアピールするためにも、簡潔に読みやすくまとめることが大切です。

履歴書の書き方

履歴書の基本的なマナーと記載項目をご紹介します。

履歴書の基本的なマナー

企業によって手書きかPC入力かを指定される場合もありますが、いずれも黒字で記載します。
当然のことながら、誤字や脱字のないように正確に書きましょう。
手書きの文字に自信がない場合も、丁寧に書くことを心がけましょう。心のこもった履歴書はきちんと応募者の人柄や想いが伝わるものです。

また、履歴書は私文書として法的な効力が及ぶ場合があるため、カラーペンやマーカー、下線などはふさわしくありません。
こすると消えるペンも提出の際に文字がかすれてしまうと正式な書類として認められなくなる場合があるため、避けましょう。
万が一書き間違いがあった場合も、修正ペンや修正テープ、二重線による修正などはNG。修正はせず、新しい用紙に書き直しましょう。

履歴書の主な項目と書き方

・日付、写真
・氏名、生年月日
・現住所、連絡先
・配偶者、扶養家族の有無
・学歴、職歴
・資格、免許
・趣味、特技、自己PR
・志望動機、通勤時間
・本人希望記入欄

履歴書は、おおよその項目が定型化されています。
そのため、項目ごとの内容を正確に漏れのないように記入することが大切です。
学歴は、中学校の卒業、高等学校以降は入学・卒業年次を記入します。
学校名や学部・学科名は省略せず正式名称を記載しましょう。
また、自己PR欄では、ご自身の強みや仕事で活かせるスキルなどを積極的にアピールすると良いでしょう。
とはいえ、詳細なキャリアに関しては職務経歴書に書くべき内容なので、履歴書では端的にまとめるよう心がけましょう。

職務経歴書の書き方

職務経歴書には、どのような内容を記載すれば良いのでしょうか?

職務経歴書の基本的なマナー

職務経歴書も、履歴書と同じく黒字で丁寧に書くことが大切です。
修正ペンや消えるペンなどの使用も控えましょう。

また、膨大な数の書類の中から採用担当者の目に留めてもらうには、職務経歴書の第一印象を意識することが大切です。
一目で職務内容が分かるよう、見出しを付けたうえで箇条書きや端的な文章でまとめましょう。
自分本位の長い文章は避け、おおむね A4用紙1~2枚程度に収めるよう意識しましょう。

職務経歴書の主な項目と書き方

・日付
・氏名
・職務要約(職務経歴の要点を簡潔にまとめたもの)
・職務経歴
・活かすことができるスキル/資格、技術、知識、経験、実績、成果など
・自己PR

職務経歴書では、これまでの業務経験や身についた知識・スキル、仕事での実績や成果などを正確に記載し、それらを次の仕事でどのように活かせるかをアピールします。
仕事での実績や成果などアピールしたい場合は、「新規顧客獲得件数:月〇件」「全店舗における年間売り上げ数:〇〇年度1位を獲得」など、数値化して端的に分かりやすくまとめると良いでしょう。
また、応募職種が未経験の場合や、アルバイト経験しかない場合も、ご自身の知識やスキルをどのように仕事に活かしていきたいかをアピールしておくと採用担当者の目に留まりやすくなるかもしれませんよ。

履歴書と職務経歴書を書くときの注意点

履歴書、職務経歴書を作成する際は、以下の点に注意しましょう。

履歴書と職務経歴書の両方を提出する

応募先企業からの指定がない場合は、履歴書・職務経歴書の両方を作成し提出しましょう。
ただし、新卒の場合は職歴がないため履歴書のみで構いません。その場合、履歴書の職歴欄には「職歴なし」と記載します。

内容に一貫性を持たせる

履歴書と職務経歴書は、役割や目的は異なりますが、自己PRや志望動機など、内容が重複する場合もあります。
その際、内容に相違があると、どちらが正しいのかが分からず不信感を抱かれかねません。
内容が重複する項目は、一貫性を持たせて同じ内容になるよう気を付けましょう。
例えば、仕事での実績を自己PRに記載するのであれば、履歴書に大まかな内容を記し、職務経歴書にさらに詳細を記載するなど工夫すると良いでしょう。

正しい内容を記載する

ブランクが長かったり前職の就業期間が短かったりすると、ついごまかしたくなるかもしれませんが、決して虚偽の内容を書いてはいけません。
もしもネガティブに捉えられそうな内容がある場合は、ポジティブに言い換えてみましょう。
例えば、人間関係がうまくいかずに退職したのであれば、「風通しの良い職場で働きたい」と言い換えることが可能です。
もし体調不良が理由で離職期間が長引いたのであれば、「治療に専念し現在は医師から就業許可がでている」と回復していることを伝えれば前向きな印象になります。
嘘でごまかすのではなく、あくまでも真実をポジティブな内容に言い換えて伝えることが大切です。

履歴書と職務経歴書についてよくある質問

履歴書・職務経歴書の作成や提出で、迷いがちな質問項目をご紹介します。

手書きかPCどちらで作成した方が良いの?

応募先企業からの指定がなければ、手書き・PCどちらで作成しても構いません。
手書きの書類で、より真剣に働きたいという意思を伝え、志望度の高さをアピールする方もいらっしゃいます。
PC作成の場合、間違いをすぐに直せるというメリットがあります。また、職種によっては、一定のPCスキルがあることを証明する役割も果たせます。
応募先の企業や職種に合わせて、手書き・PC作成どちらが適しているかを判断すると良いでしょう。
もちろん、応募先企業から指定がある場合は指定に沿って作成しましょう。

手渡しでも封筒は必要?

郵送する場合も、面接当日に手渡しする場合も、書類が折れ曲がってはそれだけで印象が悪くなってしまいます。
いずれの場合も必ず封筒に入れて提出しましょう。
書類を折らずに入れることのできる角形4号または角形2号の封筒に入れると良いでしょう。
郵送やメールで送る際は、送付先の部署名に「御中」とつけ、部署名や担当者名がわからない場合は、「採用ご担当者様」と記載します。
面接で直接手渡しする場合は、封筒から出して提出しましょう。

まとめ

履歴書と職務経歴書の違いや、それぞれの書き方についてご紹介しました。

履歴書は、氏名や連絡先、年齢、学歴や職歴などのプロフィールを確認する書類。
職務経歴書は、これまでの業務経験とスキルをまとめた書類。

違いをきちんと理解して内容を正しく書き分けることで、自身をきちんとアピールすることができ、採用担当者の目にも留まりやすくなりますよ!

ワコールキャリアサービスでは、さまざまな職種の豊富な知識を持った専任担当者があなたの就職・転職活動をお手伝いします。
ご自身では気づきにくいアピールポイントなどを踏まえて、履歴書・職務経歴書の作成に関する書き方のコツやアドバイスもさせていただきます。
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