Topics
  1. アパレル・ファッションの転職・求人ならWACS トップ
  2. Topics
  3. eラーニング教材でアパレル販売員・店舗販売スタッフの接客スキルを向上する方法

eラーニング教材でアパレル販売員・店舗販売スタッフの接客スキルを向上する方法

NEW
267_01.jpg

「集合研修を行うたびに、コストも時間もかかっている」 「店舗ごとに育成や教育内容に差があり、売上や接客スキル、商品提案力バラつきが出てしまった」 数多くの店舗を展開されているアパレル企業の人事や教育担当の方の中にはこのようなお悩みを抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 販売スタッフの業務内容は、お客様への接客・販売、商品ディスプレイ、商品管理など多岐に渡るため、全ての内容を一から教育しようとすると莫大なコストと時間がかかります。 また、教育を各店舗に任せきりにすると、店舗や教育担当者によってレベルに差が出てしまうこともあるでしょう。 教育にeラーニングを取り入れることで、コストを抑えながらより高いレベルの研修を実現できます。 販売スタッフの教育におけるeラーニング導入のメリット・デメリット、有効に活用するポイントをご紹介します。

eラーニングとは

eラーニングとは、パソコンやスマートフォン、タブレットなど利用してインターネット上で行う学習や研修のことです。
あらかじめ用意した動画教材や資料を、店舗スタッフ自身がパソコンやスマートフォンなどで再生しながら学習を進められるため、場所や時間を問わず教育を行えます。

eラーニングはデジタル活用力の向上にも欠かせない存在

SNSによるプロモーションやECサイトの運営、データ解析など、アパレル業界においてもデジタルの活用が求められる昨今、eラーニングはスタッフのデジタル活用力向上にも欠かせない存在となっています。
例えば、Excel、PowerPointなどの基礎的なPC操作や、SNSやライブ配信の活用方法、店舗で使えるデータ分析など、学んだその日から即実践できるコンテンツが多く、実際のプロモーションに大いに活かされています。

eラーニングのメリット

ここからは、eラーニングを導入する具体的なメリットをご紹介します。

低コストで高品質な研修を実施できる

eラーニングを導入することで、自社では準備することが難しい研修コンテンツをリアルタイムに入手することができます。
しかも、集合型の研修と違い、会場のレンタル代や設営・運営にかかる人件費などを削減でき大幅なコストカットに繋がります。
ひとつの会場に集まる手間や交通費をかけることなく、質の高い研修プログラムを受けられる点はeラーニングの大きなメリットと言えるでしょう。

スキマ時間に学習可能

eラーニングは短時間で視聴できる動画教材が豊富なため、店舗でのスキマ時間を活用して学習することが可能です。
例えば、お客様の少ない時間帯にバックヤードで学習することもでき、店舗で発生する5~15分のスキマ時間を有効活用できます。
業務と並行した教育は、eラーニングを活用することでグンと効率が上がるでしょう。

接客スキルのムラがなくなる

店舗や教育担当者によって、接客スキルや売上に差がでてしまうことはできれば避けたいものです。
接客に求める「お手本」として同じ動画教材を共有することで、すべてのスタッフが同じレベルの接客を目指すことができ、ムラが生じることを防げるのです。
また、接遇・マナー・プラスワン購入のトーク方法など、お客様とのコミュニケーションの型を共有し、すべてのスタッフの接客の質を底上げすることで、売上アップにもつながります。

繰り返し再生できる

集合型の研修の場合、時間とともに研修内容の記憶が薄れてしまいがちですが、動画教材は繰り返し再生できるため、同じ研修を複数回学習することが可能です。
また、手軽に社内に展開することができ、全員が共通の知識や認識を持つことができるほか、新人スタッフが先輩スタッフに聞きづらい時や、苦手な分野の練習を重ねて克服を図りたい場合の重点的な学習などにも有効です。

学習記録をデータで管理できる

eラーニングは、学習記録をデータで一元管理できるものがほとんどです。
スタッフの学習進捗、成績を一目で確認できるため、個人に対して適切なフィードバックを行えます。
また、だれがどの業務を習得しているのかを把握することで、評価や配置転換の判断材料として活用することもできるでしょう。

eラーニングのデメリット

続いてeラーニングのデメリットをご紹介します。

学習時間は賃金が発生しない場合も

eラーニングはいつでもどこでも学習可能なため、休み時間や通勤時間に学習することも可能です。
一方で、「学習時間も給与は発生するか」という疑問もうまれるでしょう。どこからどこまでを労働時間内とするかの線引きや賃金への換算は難しいのが現状です。よって、企業側・スタッフ側双方でeラーニングの目的と位置づけを共有する必要があります。

個人のやる気が問われる

eラーニングは自習型教材のため、集合研修に比べると強制力が弱まります。
スタッフ一人ひとりのモチベーションによって、進捗に差が出ることもあるでしょう。動画視聴と接客のロールプレイングをセットにして教育を実施するなどフォローが必要です。

現場に合った教材が必要

eラーニングの教材は、現場の接客ルールに合わせた内容であることが大切です。
せっかく学習しても、情報が古いものや実践に活かせない内容では、意味がありません。教材自体を定期的にアップデートし、常に最新の内容を保つようにしましょう。

eラーニングによる学習を成功させるポイント

ここからは、eラーニングを効果的に活用し、成功させるポイントをご紹介します。

学習期限を設け、フィードバックを行う

まず、必ず学習期限を設け、進捗状況や学習結果を教育担当にも共有しましょう。
また、定期的にフィードバックを行い繰り返し学習することでより効果が高まります。

実践と並行して利用する

eラーニングの効果を発揮するためには、教材での学習と接客の実践を並行する必要があります。
教材の視聴と接客のロールプレイング、実際の業務を組み合わせることで、高いレベルの接客が定着します。

店舗での活用例を示す

せっかくeラーニングを導入しても、現場で使ってもらえなければ意味がありません。 例えば、
新人教育中は動画視聴とロールプレイングを並行する
・学習進捗チェックリストを貼り出して、スタッフ間で学習状況を共有する
・お客様のご来店が少ない時間帯のスキマ時間に学習する
など、具体的な活用方法や利用シーンを全店舗に共有することで、eラーニングをどのように使ったら良いかをイメージでき、新たな学習方法の浸透に繋がります。

eラーニングで販売スタッフの接客スキルを向上させよう

ここまで、eラーニングのメリット・デメリットと、店舗での利用シーンを取り上げながら効果的な活用法を紹介してきました。
主なメリットとしては、下記の2点が挙げられます。

・集合型から自習型の研修に移行することで、教育にかかるコストを削減できる
・接客の「お手本」として共通の教材を使うことで、店舗による接客レベルのムラがなくなり、売上アップにつながる

また、eラーニングによる学習を成功させるポイントは以下のとおりです。

・学習期限を設ける
・フィードバックを行う
・実践と並行して利用する
・活用例を示す

この4点を実行することで、eラーニングを使った新たな教育方法や学習内容がスタッフに浸透しやすくなります。
御社の接客スキル向上のために、eラーニングを導入してみてはいかがでしょうか。

求人検索 応募する お問い合わせ