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効果的なキャリアデザイン研修とは?目的や役割・導入事例をご紹介!

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働く上で、長期的なキャリアプランを明確に描くことは、企業・社員双方に欠かせない視点のひとつ。 「キャリアデザイン研修」はそうした取り組みの一環として注目を集め、多くの企業が導入しています。 「人生100年時代」と言われる現代において、特にミドル・シニア層にこそお勧めしたい研修です。 本記事では、キャリアデザイン研修の目的や効果、実際の導入事例について詳しくご紹介します。

キャリアデザイン研修とは?

キャリアデザイン研修とは、社会生活におけるこれまでの経験を振り返りながら自己理解を深め、この先の目標やキャリアビジョンを計画するための研修です。
専門的な知識やスキルを身につける研修というよりは、どちらかというとマインドを変えるというイメージ。一定のキャリアを積んできたいわゆる中堅~ミドル・シニア層の人材が、一度キャリアの棚卸しをして、次のステージに進むための考え方を身に着けるための研修となります。

キャリアデザイン研修の目的

キャリアデザイン研修の目的は、年代やポジション、企業の特性によって様々です。
ここでは、それぞれのキャリアデザイン研修を実施する目的を解説します。

主催者側(企業・人事担当者)の目的

企業にとってのキャリアデザイン研修の導入目的は、「人事担当者が従業員に何を伝えたいか」により異なります。主に以下の3つが挙げられます。

●目的1:社員の満足度・モチベーションアップ

キャリアデザイン研修では、これまでの社会人人生を振り返りながら、この先のキャリアビジョンを描く方法をお伝えします。
研修を終え、普段の業務の中で常に「自分が進みたいキャリア、進むべきキャリア」を再確認できるため、高い目標意識を保ち続けることになります。
目標意識を持ち続けることで、業務への意欲が高まりモチベーションアップにつながることが期待できます。

●目的2:定着率の向上

キャリアデザイン研修を受け、社員の目標が明確になっていることで、企業からも一人ひとりの目標や希望に沿ったサポートがしやすくなります。
例えば、目標達成に向けた人事異動を検討することもあるでしょう。
自分自身で定めた目標に向かって企業が後押ししてくれることが働きやすさや安心感となり、結果的に定着率が向上し、人材不足の解消が期待できます。

●目的3:自律型人材の育成

キャリアデザイン研修の狙いのひとつとして、自分自身で考えキャリアを描ける主体性のある人材を育成することが挙げられます。
他者からの指示を待つだけでなく、自分の価値観で主体的にアクションできる自律型人材を育成することで、企業にとっても新たな価値が生まれ、更なる発展を遂げることが期待されています。

受講者側(従業員)の目的

一方、従業員がキャリアデザイン研修を受講する目的やメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

●目的1:自己分析・自己理解を深める

キャリアデザイン研修は、まずこれまでの自分自身の経験や行動を振り返ることからスタートします。
振り返ることで自身の強みや課題が浮き彫りになり、この先に起こすべきアクションプランが明確になります。

●目的2:組織貢献への領域拡大

キャリアデザイン研修の受講目的は年代やポジションによっても大きく変わります。
特に組織への貢献が求められる40代以上の世代では「組織に貢献できることや自分自身の役割を再確認すること」が研修の大きな目的のひとつ。
自分自身の役割や立ち位置を再認識し、「より組織への貢献領域を広げるためにはどうしたら良いか」を考えるきっかけにもなります。

●目的3:定年後のキャリア設計

受講者が50代~定年前の年代の場合、前述の「組織への貢献」に加えて「定年を見据えた働く意味」を考えることが研修の目的となります。
場合によっては、定年までの期間で組織に貢献する以外にも、自分自身の力を試すために会社の外に出てみるという選択肢もありうるでしょう。
定年後のキャリアや、地域社会・家族とのかかわり方を考えることもプログラムに組み込まれていることが多いのはそのためです。

キャリアデザイン研修は40代後半からの世代こそおすすめ

このように、キャリアデザイン研修は自身の理解を深め、社員一人ひとりのモチベーションアップや組織貢献、自立心への意識向上に有効と言えます。
キャリアデザイン研修は、30代前後の若手~管理職候補及び中堅層に向けた研修と捉えている方もいらっしゃるかと思いますが、実は40代後半~定年前の世代にこそおすすめしたい研修。
40代後半~定年前のミドル・シニア層への研修を実施することで、ベテランの組織貢献領域が広がり、より強固な組織基盤の確立や事業の拡大が期待できます。
「人生100年時代」と言われる今、ミドル・シニア層の活躍はますます期待され、中には定年後の再雇用を目的にキャリアデザイン研修を実施する企業も少なくありません。

キャリアデザイン研修の事例

様々な企業の教育・育成研修を多数実施してきたワコールキャリアサービスが実際に行った、55歳の社員に向けたキャリアデザイン研修の導入事例と、受講者の声をご紹介します。

◆研修名:「55歳キャリアデザイン研修~人生100年時代を迎え、定年後のキャリア、人生を考える~」
◆業種:アパレルメーカー
◆参加人数:20名
◆研修時間:1日間

【研修の流れ】

キャリアの棚卸し(自分の市場価値、強みに気づく)

経済プラン作成(年金や資産運用の基礎知識を伝授、金銭事情を把握する)

60歳以降の選択肢を考え、準備する
・今の会社または別の会社で働き続ける選択
・自分がやりたいことをやるという選択

グループワーク

【受講者の声】

「定年が近づくにつれモチベーションを保つことが難しくなってきていたが、定年後も社内貢献できる人材とは何か、マインドチェンジの必要性や対応力について学ぶことができた」
「今後の自分の人生の選択肢を前向きに考えられるようになった」
「老後のマネープランを具体的に数値化することでやるべきことが実感できた」
「他の参加者の考えや意見を聞くことで自分を客観視し、今後を見直す良い機会となった」

定年を目前にした55歳前後の受講者に向けてキャリアデザイン研修を実施したことで、自分自身の市場価値を見直す機会になり、モチベーションの回復や社会貢献への意識向上につながったという前向きな声が多く挙げられました。



ワコールキャリアサービスのキャリアデザイン研修のメリット

当社では、お客様のご要望に合わせた理想的な研修の実施が可能です。
ここではワコールキャリアサービスのキャリア研修における3つのメリットをご紹介します。

メリット1:研修講師は実績豊富な元「ワコール社員」

ワコールキャリアサービスの研修講師は、多数の研修実績を誇る経験豊かなメンバーが揃っています。
ワコールにて販売・営業・人事・総務・教育分野で実績を残してきた講師も多数在籍しており、幅広い視野と実体験を交えた独自の切り口から展開される研修内容は幅広い世代から人気を集めています。

メリット2:オーダーメイドの研修プログラム

お客様の課題や目指すべき姿を丁寧にヒアリングさせていただき、オーダーメイドによる研修プログラムを実施します。
研修の構成はもちろんのこと、開催日程や場所、コスト、お客様先でのOJT研修やオンラインによる開催など、あらゆるご相談に対応致します。

メリット3:安価なコストで理想の研修を実施

オーダーメイドによる研修プログラムだからこそ、ご希望の予算に合わせた価格設定での実施が可能。
「この内容は簡素化してコストを抑えたい」「限られた予算の中で必要な内容だけを実施したい」といったご要望にもお応えいたします。

まとめ

ここまで、キャリアデザイン研修の目的や役割、期待される効果についてご紹介してきました。
キャリアデザイン研修はこの先の「働き方」を描くだけでなく、「生き方」を考える役割も果たしています。
だからこそ、これまで十分に組織に貢献し続けてきた、40代後半~定年前のミドル・シニア層にこそぜひ受講していただきたい研修なのです。

ワコールキャリアサービスでは、キャリアデザイン研修を多数実施してきた経験から、企業様にとっても受講者にとっても有益で効果的な研修を実現致します。
お客様のニーズや目的に合わせてオーダーメイドでの研修プログラムを組み立てることが可能です。
「節目にあたり社員に伝えたいことを研修内容に盛り込みたい」「人事課題解決の一環として研修を実施したい」「この内容は控えてコストを抑えたい」「その代わりにこの部分は手厚く」など、コストや内容に関するご相談もぜひお気軽にお問い合わせください。
多数の実績を誇る経験豊富な講師陣が、丁寧にヒアリングさせて頂き、課題解決をサポート致します。

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